さんぷる道の駅

教材の特徴と理論

「隠れ九九エラー」とは?
間違った九九の長期記憶を作ってしまうと、その長期記憶は消えません。ただ、学校や家庭などで何度も九九暗唱を繰り返すので、正しい九九の長期記憶も作っています。

例えば7×6=48という間違った長期記憶を作ってしまったとすると、もう一つ7×6=42という正しい長期記憶も同時に作っているのが普通です。

7×6という九九に対して7×6=48という答えと7×6=42という答えの2種類の長期記憶が並立して存在することになります。しかし、学校などで九九テストをすると、子供たちは7×6=42という正しいほうの答えを書きます。

ところが九九に対して注意(意識)していない時は、間違った方の答えが飛び出すことになります。複雑な計算をする時や入試などで、意識が九九以外に行っている時などにそれが飛び出す可能性が高いのです。「計算ミスが多い」人たちの中に、こういう例が多く隠れていると思います。

これが私の言う「隠れ九九エラー」の正体です。

符号化とは?
人間の脳は入ってきた陳述記憶する情報、例えば九九についての情報を処理するための下準備をします。これを符号化と言います(記憶情報が脳内でどのような符号に置き換えられるのかはよくわかっていないようです)。

この段階で正しくない情報が脳内に入ると、間違った記憶になってしまい「隠れ九九エラー」の原因になりますので、正確な情報を符号化することが極めて重要になってきます。

1 暗記ミスを減らす工夫をしています

この教材の1の位の「4」の読みは「よん」となっています。
普通は「し」です。

また「7」の読みは「なな」となっています。
普通は「しち」です。

これは「4」の「し」と「7」の「しち」の音が似ているため、間違って覚えてしまう生徒がいる為です。

例えば9×3=27「くさんにじゅうしち」が「くさんにじゅうし」になってしまったり、
8×3=24「はちさんにじゅうし」が「はちさんにじゅうしち」になってしまったりします。

それを防ぎ正しく符号化するための工夫です。
こうして「隠れ九九エラー」を防ぎます。

さだえもん

2 九九の量的意味を把握できます

この教材は、数式とタイル図を同時に見ることにより、かけ算の量的意味をつかみながら暗記できるように設計されています。
従来は学校教師が九九の持つ量的意味を授業の中で説明してきましたが、この教材だけで九九の量的意味を把握できるようになっています。

さだえもん

3 単純作業から解放します

この教材は、蛇腹状の形状をカード型に変化させ、また色塗りの作業を加えることにより、単調な暗記作業の中に変化を加え、生徒に飽きさせない工夫をしています。

4 暗記の苦手な子供にも対応

小さなステップを積み重ねることにより、暗記が苦手な生徒でも暗記しやすいように設計されています。

5 下がり九九の暗記に威力を発揮します。

上がり九九だけでなく、下がり九九も暗記すると九九暗記が完璧になります。
従来は下がり九九の暗記をしなかったり、不完全なままに終わってしまうことが多く、九九の暗記ミスが起こる原因になっていました。

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